白髪の原因①栄養不足

髪を元気に、黒くする栄養を摂る!

髪を黒くする栄養素の代表格がミネラルです。ミネラルは炭水化物やたんぱく質、脂質、ビタミンなどと並ぶ五大栄養素のひとつ。しかし、日常の食事の中で、特にミネラルを意識して摂ることは少ないでしょう。実は、人間の体の中でミネラルがどのような働きをしているかは、まだまだ未解明の部分も少なくありません。それでも、たとえばカルシウムが不足すると骨粗鬆症の原因になったり、カリウムが不足すると脱力感や食欲不振の原因となったりすることは分かっています。ミネラルは体内で作り出すことができませんから、普段の食事などでしっかりと摂る必要があります。

実は、ミネラルというのはたんぱく質や志望、炭水化物などの主要構成成分以外の元素のことで全114種類もあります。そのミネラルの中で私たち体の中に存在していて栄養素として欠かせないと考えられているのがナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素の16種類。これらが必須ミネラルと定められています。なかでも特に、カリウムやカルシウム、鉄、亜鉛などは不足しがち。ミネラルが多く含まれる小魚や海藻、乳製品、ゴマ、小松菜、牡蠣、イカ、レバー、ナッツ類、ほうれん草などをなるべく意識して摂るようにしましょう。

また、髪はそのほとんどがケラチンというたんぱく質でできています。ですから髪を丈夫にするにはたんぱく質やビタミンBとE、亜鉛なども欠かせません。肉や魚、野菜などをバランス良く食べるようにしましょう。