白髪が気になった時の対処法①食生活を見直す

糖や刺激物、体を冷やす食べ物は避ける

髪への栄養不足が白髪の原因となることが分かっていますから、白髪が気になりだしたら食生活を見直してみましょう。白髪を増やす原因になったり、髪のトラブルの原因になったりする食べ物はあるのでしょうか。

白髪を増やす食べ物として要注意なのが、糖分を多く含むものです。糖分を多く含む菓子類やご飯、麺類などを食べすぎると、頭皮から皮脂が過剰に分泌されます。過剰な皮脂は脂漏性皮膚炎などの頭皮トラブルにつながり、抜け毛が増えてしまうといった可能性があります。髪を元気にしたいなら、糖分の摂り過ぎには注意しましょう。

そしてもうひとつが、刺激物です。激辛の料理など刺激物の摂りすぎは、頭皮が刺激されて白髪を含む髪のトラブルのリスクが高まります。香辛料の中には血流を促す成分が含まれているものもありますが、摂りすぎには注意が必要です。

そして、身体を冷やす食べ物にも注意が必要です。身体が冷え過ぎてしまうと頭皮への血流が低下して、色素細胞に悪影響を与えたり、頭皮の健康状態が悪くなったりする可能性があります。キャベツやきゅうり、レタス、メロン、スイカなどは身体を冷やす働きがあるため、摂りすぎないようにしましょう。

大切なのは、ミネラルやたんぱく質、ビタミンBやビタミンE、亜鉛など髪を元気にする栄養素を多く含むものを意識して摂ること。肉や魚、野菜をバランス良く食べ、さらに海藻、乳製品、ゴマ、小松菜、牡蠣、イカ、レバー、ナッツ類、ほうれん草などをなるべく意識して摂るようにしましょう。