ヘアカラーや白髪染めが白髪の原因に?

色を抜いて染めるから白髪になりやすい!

一般的なヘアカラーでは、ジアミンと過酸化水素水など2種類の薬剤を混ぜて使用します。この薬剤それぞれに色があるわけではなく、混ぜることで薬剤が化学反応を起こすことによって髪の毛に色をつけることができるのです。この時、過酸化水素水は髪の中にあるメラニンを破壊して脱色したうえで色をつけていきます。つまり、人工的に白髪に近い状態を作っているということです。

白髪の原因のひとつに活性酸素がありますが、ヘアカラーは人工的に活性酸素で髪のキューティクルを剥がしてメラニンを破壊するということ。ヘアカラーをすると髪がゴワゴワになってしまうのはこの化学反応によるもの。それだけ強い化学反応を起こす成分を含んでいるということですから、地肌に与えるダメージも大きいと言えます。このダメージが積もり積もると、髪そのものはもちろん、地肌の老化を早めてしまうことになります。

実は、白髪染めもヘラカラーなどと全く同じ仕組みです。ですから、白髪染めを繰り返していると見た目はキレイになりますが、染めてある色が落ちてしまうとどんどん髪が白くなっている、ということにもなりかねません。